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「魔の四面体」―パネラ、テオ、ドーコンボー、ミネルヴァという四つの恒性に囲まれた死の海域である。
都内の女子大生・桂木亜沙美が誘拐された!友人の栗村夏樹は、誘拐直前、亜沙美に会っていたことから、事件を追うことに。
わたしを裏切った男と侮辱したあの女は絶対に許せない!ふたり同時に復讐するには、あの方法しかない―男に妻も子どももいると知った愛人の心に燃えたぎった嫉妬と殺意。
デザイナーの卵・アマンダはあるとき母親から、出生時に産院で別の赤ん坊と間違えられたことがあると、聞かされる。
名手フィッシュの編み出した“シャーロック”ならぬ“シュロック”・ホームズ。
笹谷美緒が宿泊していた壱岐のペンションのログハウスで、男性客三人組のうちの一人が殺害され、一人がその直前に無断で島を後にしていた。
九州の水郷都市で、一年に三件の老女失踪事件が起こった。彼女たちは失踪中の記憶を喪失したまま、じきにひょっこり戻ってきた。
新宿歌舞伎町で酔いつぶれた「おっぺ」こと小川兵介は、見馴れぬ場所で目を覚ました。
嵯峨敏也は悪夢にうなされていた…。多重人格と判断した入絵由香の恐るべき夜叉の顔をまのあたりにしたからだ。
ソ連の侵攻で崩壊寸前のノルウェー救援に独り踏み止まる米空母戦闘群―深く穿たれたフィヨルドにその巨体を潜めて反撃の機をうかがう空母ジェファーソンにソ連北洋艦隊の、さらにはバルチック艦隊の空母部隊が迫る。
大正末期から昭和初期は、探偵小説の第一次黄金時代だった。
清水寺の谷底にある音羽の滝、そこで女性の死体が発見された。クラブ経営者中森那美江だった。
沢田加奈子、南村かおる、伊地知友江、足立由紀子の四人は、四年前、K女子大学にそろって入学した親友同士。
法医学者は、『法』に仕える。何人にも偏らず、また屈せず、如何なるときにも中立を保ち、冷静にメスをふるわなければならない。
交通事故で死亡した親子の死体がいつのまにか遺体安置所から消え失せた―誰かの悪戯だろうと報じる新聞記事を、不気味な予感とともにうけとめた人々がいた。
祇園まつりを2日後に控えた日、大雲院の屏風絵「竹林猛虎図」が年ごとに消えつつあるという不思議なうわさが広まった。
50年前、日本画家・香山風采は息子・林水に家宝「天地の瓢」と「無我の匣」を残して密室の中で謎の死をとげた。
「自由のありがたみを思いださせるために宣戦布告する。私は容赦しない」―マスコミは、その男をフリーダム・キラーとよんだ。
上泉伊勢守、髪を失った若侍、叛逆の忍び、仇討ちの若妻。絶品、佳品の四大長編! 昭和50年から54年刊行の四大長編を収録。
上泉伊勢守、髪を失った若侍、叛逆の忍び、仇討ちの若妻。絶品、佳品の四大長編! 昭和50年から54年刊行の四大長編を収録。
香具師の元締・羽沢の嘉兵衛、腕利きの殺し屋・岩淵の又蔵、殺しの現場を見た小女おみよ、白痴だが働き者の平次郎。
眼に入った物をかぞえずにいられない計算症の青年や、隣人のゴミに異常な関心を持つ男など、現代社会が生み出しつづけるアブナイ性癖の人達。
天才的な泥棒ドートマンダーは盗みに入った大邸宅で、不運にも邸の主人に捕まってしまった。
夜空に吸い込まれる炸裂音、彷徨う血塗られた魂。東欧、霧のトランシルバニアで「わたし」は男たちの呼び声を聞いた―。
経営合理化に反対の共同経営者、解雇を言い渡された社員、出版を断わられたミステリ作家…殺されたジェラードはあまりに多くの人間を敵に回していた。
メグレ警視のところに、見知らぬ男から電話がかかってくる。数人の男からつけ狙われ、生命が危いと告げ、助けを要請する。
縁談が持ち込まれる度に、事件が発生するという奇妙な宿命の下に生まれた薄幸の名探偵、その名は垂里冴子。
東京・立川市のホテル内浴槽で溺死体が発見された。
「息子を連れ戻してほしいの」離婚した夫から力づくでポールを連れ戻し、母親に引き渡した私立探偵スペンサーは、両親とも、この15歳の少年を心から愛したことはなく、離婚の取り引きに用いていたことを知る。
渋谷で絞殺されたホテトル嬢は、超一流企業のエリート社員。彼女は何者だったのか?現場の刑事は気づいた。
塔から飛び降りたはずの物理学者の死体が屋上で発見され、塔の下には別人が死んでいた…!?(「神なき塔」)、ノアの方舟を再現し来たるべき大洪水に備えようとした男が変死する事件の意外な真相(「ノアの最後の航海」)、死体となって見つかった後消失した当主のものと思し
チャイコフスキーの幻想序曲“ロミオとジュリエット”が図書室から流れてくる。
五月十三日の月曜日はその年、もっとも不吉な日だった。ウェクスフォード警部の部下マーティンが、銀行強盗に殺されたのだ。
このドーチェスターの街で、マフィアに狙われる人間の依頼を受けることは、最大の自殺行為だ。
わたしの心臓のそばには銃弾がある。14年前、警官時代にローズという男に撃たれたときのものだ。
北九州市の門司港で探偵業を営む御倉学に、県内有数の学校法人の理事長から依頼があった。
夫の上司の妻から散々に虐げられてきた邦子がふと手にしたコルトガバメント。その引き金に殺意が凝縮していく…。
瀕死の重傷から回復したマシュー・ホープの最初の仕事は、大手玩具メーカーを相手どった差止訴訟だった。
1974年にヨーロッパへ取材した薔薇と香りの虚用書『薔薇幻視』『香りへの旅』を一巻に収録。
「事実、事実、事実!」「空想などしてはならん」繁栄を謳歌する1850年代大英帝国の内に隠されたきびしい現実を鋭くえぐる、ディケンズ渾身の社会問題小説。
「鬼の頭を切り落とし…」首なし死体に始まり、名門一族が次々と殺されていく。あたかも伝承されたわらべ唄の如く。
他人の心を読むことのできる女性刑事・本田貴子は、その能力ゆえにさまざまな試練に直面し、刑事としての自分の資質を疑ってゆく…。
かの名探偵と怪盗紳士の“ほんとうの出会い”を、1900年パリ万博を舞台に描いた書き下ろし中編「真説ルパン対ホームズ」、アメリカ黄金時代の探偵たちが不可解な殺人事件をめぐって推理を繰り広げる「大君殺人事件またはポーランド鉛硝子の謎」をはじめとして、古今東西さ
侵入不可能なはずの部屋の中に何故か盗聴器が仕掛けられた。密室の謎に挑むのは防諜のエキスパート・防衛部調査班の朝香二尉。
K美を殺してやりたい―出雲大社に呪いの絵馬を掲げたと思われるM銀行のOL堀井恵が殺された。
秋葉京介の探偵事務所には看板がない。素行調査などの退屈な依頼は引き受けない主義だからだ。
消失、密室、幽霊…。エラリー・クイーンも絶賛した、不可能趣味満載の連作短篇集。
旅行代理店勤務のおれは失踪した父親を探す少年に同行し、ベトナムを訪れる。現地でおれたちが知った切ない真実とは…。
強請りに行ったバーテンの水田に逆に叩きのめされてしまったビデオカメラマン村上洋一に、水田の客だという男が仕事の話を持ち込んできた。
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